「フラ漬けの生活」(笑)おすすめ度
★★★★☆
この本の親しみやすさは、一気に読み切った最後の「あとがき」で納得。元々ウェブマガジン『ハワイの歩き方』のカルチャー体験記として連載された文章なのです。ですから紹介文(入門解説)として良くできているのも頷けますが、実はこの本“フラのある”どころの騒ぎではありません(笑) 浸りきってのめり込んでいく著者の気持ちが素直に描かれ、それはフラに惹かれている者なら誰にでもよぉぉく、理解・共感できてしまうハズです。
そして著者が運命的に出逢ったハラウ(フラ教室)が、超の付く有名クム(指導者)、サニー・チン率いるところだったからさぁ大変(笑) ←これを聞いただけでフラ経験者なら「おっ?」と思うでしょうし、この本を読んで真剣にフラを習い始めた人も、折に触れ読み返したくなる、なんだか甘いレイの香りさえしてきそうな本ですね(^^) それは、例え自分と系列(流派)が違っても、一流ハラウの本物の教えが、同じHAWAI'Iに導いてくれるような気がするからではないでしょうか。
もう少し写真が多かったら文句なく星5つですが… でもこのくらいがいいのかな、あとはmanaで感じるのがよいのかも♪ ALOHA!
フラダンス学校に体験入学した気分おすすめ度
★★★★☆
ハワイのダンスといえばフラダンスを誰もが思い浮かべるだろう。でも、フラダンスとはどんなものであるかということについてきちんと答えることのできる人は少ないだろう。本書を読めば、優雅で柔和なフラダンスのイメージとはまた違った、フラダンスの厳しさ、深さを知ることができる。
だからかといって、なにも肩の力を入れてこの本を読む心配は御無用。逆に、とてもリラックスした気分でフラハラウ(フラダンスの学校)に体験入学しているような気分に浸れる。装丁が小奇麗なのもよい。
概要
裸足で大地を踏みしめて踊るフラ・ステップ、ハンドモーション、ゆるやかな4拍子のリズム。そんなフラの魅力にとりつかれ、ハワイの有名なフラ学校で8年近くフラを学んだ女性の体験記。巻末に、お薦めハワイアンCD、現地情報、ハワイ語辞典を収載。
イメージしてください──楽園ハワイで踊るフラダンスを。「裸足で大地を踏みしめて踊るフラ・ステップ。波・風・花の香りなどを表わすハンドモーション。髪や胸元を飾る色とりどりの花のレイ。そして、ゆるやかな4拍子のリズム…」心の中がフーッと穏やかになりませんか? それが、ハワイの『フラ・マジック』。この本は、そんなフラの魅力にとりつかれ、ハワイの有名なフラ学校で8年近くフラを学んだ日本人女性の体験記です。この本から、ハワイの人達がどれほどフラを大切に育んでいるかを知ることができます。これを読めば、きっと、あなたもフラを踊ってみたくなるはず。巻末に、お薦めハワイアンCD、現地情報、ミニ・ハワイ語辞典も収載しています。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、「フラ」というハワイの伝統文化をクムフラ・サニー・チンのもとで学んでいる日本人女性の体験記です。フラを知れば知るほど、フラはハワイの心 (アロハ)そのものということに気づかされます。フラを愛する人に、そして、ハワイを愛する人に読んでもらいたい。そんな一冊です。
内容(「MARC」データベースより)
「花見の季節まで」の予定で立ち寄ったハワイで、ひょんなことからフラの魅力にとりつかれ、一転ハワイに居住を決意した日本人女性の体験記。フラを愛する人、ハワイを愛する人に贈る一冊。
出版社 香藤裕紀
フラダンスをもっと知りたくなった方々へこれは、ホノルルの超有名フラ教室に入門したある日本人女性のフラ体験記。ハワイを象徴する「フラ」には、自然を愛し、自然を敬ってきたハワイ文化のエッセンスがぎゅっとつまっています。フラに関する基礎知識から現地ハワイのフラ事情まで、本場ハワイのフラを知るには必読の書です。フラダンスの魅力にとりつかれてしまった方(“ちょっぴり”でも、“どっぷり”でも)におすすめします!!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
杉原 祥子
東京都出身。現在ホノルルの生命保険会社に勤務。2年間マサチューセッツ州に居住(ボストンの旅行会社に勤務)後、’94年12月、帰国途中に「花見の季節まで」の予定で立ち寄ったハワイで、滞在記念のつもりで習い始めたフラの魅力にとりつかれ、一転ハワイに居住を決意。入門したハラウ(フラの教室)が、フラの最大コンペティション「メリーモナーク」で優勝常連チーム“サニー・チン”のハラウH ̄alau N ̄a Mamo O Pu’uanahuluだったことから、ローカルの人たちとともに、様々なハワイ文化活動に参加。現在に至るまで、フラ漬けの日々を送る。ホノルル在住