今までにない鉄道の本おすすめ度
★★★★☆
現在の北海道の魅力と、各地域の歴史をさかのぼる楽しみ。このふたつを同時に楽しめる価値ある本。たとえば明治時代に北海道を単独で一周したイギリスの冒険家A・S・ランドーについての記述などは秀逸。今までこの人について触れた旅の本が一冊でもあっただろうか。著者はふだんは雑誌サライを制作しているカメラマン。同時にライターとしても抜群の筆力を備えた実力派。鉄道紀行の域を遥かに越えた旅の記録となっている。鉄道資料としても一級の本。
概要
北海道の乗ってみたい魅力的な鉄道路線の紹介を中心に、鉄道の楽しい旅、面白い旅を提案する。巻頭に有栖川有栖による紀行文を掲載。車窓の旅に欠かせない駅弁情報も楽しみ。データ:2006年4月現在。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
片山 虎之介
1950年、長野県生まれ。写真家、著述業、日本放送協会(NHK)学園講師。見たことのないもの、知らなかった感動に会いたくて旅を続けている。雑誌は主に『サライ』(小学館)に写真と記事を発表