概要
知床のことはこの男に聴け!オホーツクの海に四十余年、大船頭・大瀬初三郎はその目で見たことだけを真直ぐに語る。サケやマスについて、ヒグマやシカについて、木や草について、潮や風について、さらには流氷について…。いずれの言葉も深い。著書は二十年の歳月をかけて繰り返しこの北の地を訪れ、彼の話に耳を傾けてきた。その体験を手がかりに、世界自然遺産に登録された知床の自然を考える。
内容(「MARC」データベースより)
知床のことはこの海の男に聴け! 海、サケ、ヒグマ、シカ、流氷…。オホーツクの海に40余年、大船頭・大瀬初三郎がその目で見たことだけを真直ぐに語る。彼への取材20年を通して、世界自然遺産知床の驚くべき現在を描く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
立松 和平
1947(昭和22)年栃木県生まれ。作家。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中に「自転車」で早稲田文学新人賞を受賞。代表作に『遠雷』(野間文芸新人賞)、『卵洗い』(坪田譲治文学賞)、『毒 風聞・田中正造』(毎日出版文化賞)など
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