二番煎じは否めないがおすすめ度
★★★★☆
同じJTBの「鉄道廃線跡を歩く」シリーズとどう違いと問えば「ガイド」と「訪問記」としての違いがはっきりしていると答えられよう。つまり「〜歩く」シリーズは「行くためのガイド」であるのに対し、こちらは「行った人の紀行文」である。また、収録された各線の現役時代の乗車記を宮脇俊三氏の著作からまとめて転載しているあたりが、「〜歩く」シリーズとの違いを明確化している。そう言ってよければ、「廃線跡を歩く」シリーズという教科書に対する資料集的副読本である。
巻末に、掲載された各路線の「〜歩く」シリーズにおける収録巻が一覧になっている、という丁寧さに好感が持てる。
概要
貴重な鉄道建造物が多く残っている廃止路線をヴィジュアルに紹介。巻頭特集は宮脇俊三による思い出の乗車記。狩勝峠旧線や美幸線を取り上げる。特別付録は大夕張鉄道列車ダイヤ。