中世の都市が現存おすすめ度
★★★★☆
「シエナ歴史地区」「サン・ジミニャーノ歴史地区 / ピエンツァ歴史地区」の3地区に共通して、中世の都市がそのまま現在に至り、その建物で人々が生活しています。城塞都市であると同時に、都市全体が芸術作品です。当時から、都市計画で類似した建物しか建てられないようにしたことは、日本では考えられません。トスカーナ地方の緑豊かな平原も魅了してくれます。
概要
「シエナ歴史地区」
イタリア中部―トスカーナ地方。古くはローマ帝国の植民都市だったシエナは、中世には、金融と芸術の中心として栄える自治都市国家へと発展した。ルネサンス前夜である13世紀後半からの中世イタリア美術の黄金時代そのままの空気を湛えた街・シエナ。市民が「世界一美しい広場」と誇るカンポ広場や大聖堂など、街そのものがひとつの美術作品である。(2001年10月14日 第271回放送より)
「サン・ジミニャーノ歴史地区 / ピエンツァ歴史地区」
トスカーナの魅力、それは自然と歴史が織り上げた風景だ。連なる緑の丘に点々と浮かぶ中世の街々。その中の1つが、何百年もの歳月を経た今も変わらぬ姿をとどめる、麗しき塔の街・サン・ジミニャーノである。中世の摩天楼ともいうべき塔の群れ。それはかつてサフラン交易で富を得た貴族たちが、自らの権勢と財力のシンボルとして競い合い造ったものだった。(2001年11月11日 第275回放送より)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
TBS系で放映中の人気番組「世界遺産」のDVDシリーズ、今回はイタリア編の第2弾。トスカーナ地方にある、中世そのままの街並みを残す“芸術の街”シエナの歴史地区と、ラヴェンナの初期キリスト教建築群をピックアップして贈る。
内容(「Oricon GE」データベースより)
TBS系で放映された紀行番組をDVD化。本作ではイタリアにスポットを当て、ゴシック建築の大聖堂などが点在するシエナ歴史地区やサン・ヴィターレ聖堂などを紹介する。